胆汁酸のカラダにおける機能
「胆汁酸」てきいたことがありますか?
体、医学関係の言葉というのはわかりますが、あまりなじみがありませんよね。
この「胆汁酸」最近、ダイエット、健康に深く関係があるということで話題になっています。
胆汁酸によるダイエットを提唱しているのは慶応大学・教授の渡辺光博氏です。
渡辺さんによると
「食べないで痩せようとするのは間違い。食べなければ人のカラダは守りに入り、かえって脂肪をため込もうという機能が働き負の連鎖にはいります。」
そういえば知人で体重を気にしていた人が食べないで体重を落としたのですが、その後ますます痩せにくいようで、少しでも食べるとすぐに体重が増えると言っていました。
こうなるとある意味ダイエットは地獄ですね。
胆汁酸ダイエットとは
渡辺さんは、胆汁酸に着目して「胆汁酸ダイエット」なるダイエット法を発案しました。
これは基本的に体の代謝を上げることで痩せやすくなるというものです。
この方法は食事制限やきつい運動を必要としないダイエット法ということで、それがほんとうならば夢のような事ではないでしょうか。
その胆汁酸ダイエットの基本は推奨の5種の食材を摂るというシンプルなものです。
胆汁酸の役割
胆汁酸は食物の消化を助けるために肝臓で作られて胆嚢に蓄えられ、食事をした際に分泌されます。
胆汁酸は小腸で消化の仕事を済ませたあと、血液に乗って全身に運ばれていきます。
この時に脂肪細胞を刺激して燃えやすくする働きをするということです。
胆汁酸は古くなるとパワーが低下し、脂肪も燃えにくくなるのです。
逆に胆汁酸が新鮮で新しければ脂肪が燃えやすい太りにくい体質になります。
つまり基礎代謝が高くなり無理しないで痩せやすい体になります。
ではどうしたら古い胆汁酸をため込まずに、新しい胆汁酸を増やすことができるのでしょうか?
古い胆汁酸の悪影響
古い胆汁酸は他にどんな影響があるのでしょうか?
・大腸がんの原因
・自律神経の乱れ
・肌荒れ老化進行
古い胆汁酸はこういったことを招くようです。
さてそこで新しい胆汁酸を増やす方法
新しい胆汁酸を作るには古い胆汁酸を追い出すことが必須です。
それには食事で古い胆汁酸の排出を促すことがいいそうです。
どんな食事が必要かというと
まず食物繊維
食物繊維のために推奨される食材は、海藻、きのこ、もち麦、
レジスタントスターチ、レジスタントプロテイン等です。
また日本のジャポニカ米よりもインディカ米のような長粒米が消化されにくくおすすめです。
最近注目されているすぐれた食物繊維であるレジスタントプロテインは納豆や酒粕に多く含まれています。
それから渡辺氏が推奨している食材として
杜仲茶があります。
杜仲茶には「アスペルロシド」という成分があり、胆汁酸の分泌を促して血液中の胆汁酸を増やし脂肪を燃えやすくする効果があります。
毎日杜仲茶を飲むと体脂肪率が下がるとのことです。
杜仲茶500mlを毎日飲むと、30分のウォーキングと同等の効果があるというデータもあります。
まとめると、新しい胆汁酸を作るためにおすすめの食材は
長粒米
もち麦
納豆
海藻(わかめ、ノリ等)
杜仲茶
プラス レジスタントスターチ、レジスタントプロテイン
これらの食材を毎日のメニューに取り入れればそれだけで胆汁酸ダイエットができると渡辺氏は述べています。
おすすめの杜仲茶
さて胆汁酸ダイエットの推奨食材のうち、杜仲茶ですが、意外なことにどこでも売っているわけではないのですね。
私の近所のスーパーにもパルコにも置いてありませんでした。
ならばと通販で探してみるといくつかありましたのでおススメのものを紹介します。
こちらは30パックが3袋セットになっていてお買い得です。
巣鴨のお茶屋さん 山年園の商品です。
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それから有名な小林製薬から出している杜仲茶もありました。
こちらはティーパック30袋入りのやはり3個セットで4,000円代でお買い得です。
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もっと手軽に飲みたい派なら、ペットボトルのこれがいいですね。
500ml入り24本が2ケースで約6,000円です。
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ということで、一通り食材が揃ったところで「胆汁酸ダイエット」やってみましょう!
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