花粉症 第 二 世代薬・ 抗 ヒスタミン 薬
花粉症の薬も時代とともに進化してきて、現在は第二世代薬と言われる薬が主流になっています。
第二世代薬も数多くのものが処方されたり、市販でも販売されています。
第二世代薬の代表的なものを挙げています。
第二世代薬・フェキソフェナジン
フェキソフェナジンはメジャーな花粉症薬「アレグラ」の主成分です。
フェキソフェナジンの特徴
フェキソフェナジンは第1世代に多い口の渇きや排尿障害などの副作用がほとんどないのが特徴です。
脂溶性が低く脳に入りにくいので、眠気の副作用もほとんどないとされています。
比較的速効性があり、持続時間も長いほうです。
服用後、まもなく効いてきます。
とくに、くしゃみや鼻水に効果が高く、鼻づまりや目のかゆみにもそこそこに効きます。
アトピー性皮膚炎に対しては、かゆみの軽減効果を期待されます。
私は個人的に主に花粉症の際はこのフェキソフェナジンの薬を飲んでいます。
1錠フェキソフェナジンが60mgのものを飲んでいますが、軽い時は朝1錠のみ、症状がきつい時は
夕方にもう1錠飲んでいます。
これでだいたい花粉症の時期をしのいでいます。
眠くなりなりにくいとされているフェキソフェナジンですが、個人的な経験では、夜身体のかゆみがあって寝れない時にフェキソフェナジンを飲むとかゆみが治まりよく眠れます。
フェキソフェナジン・効能
- アレルギー性鼻炎
- 蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒
フェキソフェナジンの薬
フェキソフェナジンのが主成分の市販薬にはアレグラがあります。
第二世代薬 ケトチフェンマル酸塩
ケトチフェンマル酸塩の特徴
ケトチフェンマル酸塩はフェキソフェナジンと同じく第二世代薬であり、抗ヒスタミン作用によりアレルギーの原因となるヒスタミンや炎症物質の作用を抑え、アレルギー症状を改善します。
ケトチフェンマル酸塩・効能効果
気管支喘息
アレルギー性鼻炎
湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、皮膚そう痒症
ケトチフェンマル酸塩の用法用量
通常、成人にはケトチフェンとして1回1mg(1カプセル)を1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与するのが推奨されています。
なお、年齢、症状により適宜増減するのがよいです。
ケトチフェンマル酸塩の市販薬
市販品ですと ザジテンAL 鼻炎カプセル 20カプセルがあります。
成分は「ケトチフェンフマル酸塩」で1カプセル中
ケトチフェンフマル酸塩 1.38mg(ケトチフェンとして1.00mg)となっています。
第二世代薬 ロラタジン
ロラタジンはアレルギーを抑える抗ヒスタミン薬の一つで花粉症や鼻炎、蕁麻疹といったアレルギーの患者さんに処方されることの多い薬剤です。
ロラタジンを含む第二世代の抗ヒスタミン薬は第一世代と比べ眠気や口の渇きが出にくいといった特徴があります。
またロラタジンは脳への移行性が少なく集中力の低下が起こりにくい成分です。
ロラタジンの効能
効能効果として花粉症を含むアレルギー性鼻炎の他に、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)にともなうかゆみの治療に用いられます。
ロラタジンの用法・用量
成人:通常、1回1錠(ロラタジンとして10mg)を1日1回食後に服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。
ロラタジンの市販薬
ロラタジンは市販薬で同一成分の「クラリチンEX」という商品が販売されており、ドラッグストアや薬局で薬を購入することが可能です。
花粉症・第二世代薬の使い方のポイント
これまで紹介した第二世代薬はいずれも効果効能は、抗ヒスタミン効果があり、花粉症の軽減や
蕁麻疹、かゆみの軽減といったところも同様です。
ただ薬によって用量がの違いがあります。
また体質やアレルギーの原因物質等により効き目や効き方が異なることもあるので、
様子をみながら注意して使用する必要があります。
第二世代薬の購入
花粉症、第二世代薬を購入するには、これまで挙げたフェキソフェナジン、ケトチフェンマル酸塩、
ロラタジンはいずれも国内の市販薬があります。
代表的なものは、アレグラ、ザジテン、クラリチンEXですが、その他にもこれらの成分を含む花粉症薬は薬局や、Amazon、楽天で多く見受けられます。
この第二世代薬のの成分量が多いものを安く購入したいなら個人輸入で購入する手段も
あります。
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