MCTオイルとダイエット

MCTオイルとは

少し前にココナッツオイルがすごいブームになりましたが、

そのココナッツオイルなどヤシ科の植物種子からとれる油は

MCTオイルという分子が短い中鎖脂肪酸油を多く含んでいます。

このMCTオイルは、摂取後、吸収分解が早く、すぐエネルギーに

なりやすいので体脂肪として残りにくい性質があります。

またMCTオイルは酸化しにくい飽和脂肪酸でもあります。

まとめると

MCTオイルは

・すぐエネルギーになりやすい

・体脂肪として残りにくい

・酸化しにくい

そうすると

これはダイエットにぴったりではないか？

と思います。

調べてみると、実際糖質ダイエット

プチ断食などにとても合うのです。

糖質制限している間や、短期間のプチ断食の間は、空腹もさることながら

糖分が不足するので、脳のエネルギーが不足し、確実に活力が落ちます。

だから、つらくなり長続きしないということになります。

そして脳が働かなくなるので脳自体にも不健康的です。

そこでMCTオイルは、摂取後、ケトン体に変わりすぎ脳のエネルギーに

なるので活力が落ちません。

それに体脂肪として残りにくい。

つまりダイエットの活用するのに最適な食品なのです。

シリコンバレー式自分を変える「最強の食事」

アメリカでベストセラーになって日本でも売れている本で

シリコンバレー式自分を変える「最強の食事」があります。

この中で推奨している方法。

これはまさにプチ断食、つまり朝食を抜く簡単なファスティングですが、

朝食を抜くだけでも慣れてないと無理がかかります。

空腹感から集中力がつづかず午前中の仕事のパフォーマンスも下がることになるでしょう。

これをカバーするために朝コーヒーを飲むのですが、この時にパフォーマンスをあげるために脂肪を

摂ることが大切です。

そこでコーヒーにバターとMCTオイルを加え良質な脂肪を摂るというものです。

これを著者は「完全無欠コーヒー」と呼んでいます。

良質なバターには酪酸塩が含まれており、脳の炎症を抑える効果があり、

MCTオイルが前述したように、ケトン体に転換され脳のエネルギーになります。

だから朝の「完全無欠コーヒー」は、朝食抜きファスティングに役立つのです。

私も朝のバターコーヒーは今までも時々飲んでいましたが、確かに朝食を抜いた日は

それで快適に過ごすことができていたと思います。

これはとても理屈に合う方法だと感じます。